美容師が選ぶ！市販でオススメするならこのシャンプー！
2021/02/28
こんにちは！プライベートサロン
sai代表のモタイです！
今日は美容師目線で選ぶ市販でオススメできるシャンプーをご紹介していきます！
〜まず初めに市販シャンプーの仕組みを知っておこう〜
まず最初に、市販シャンプーと美容室シャンプーの何が違うのか？を簡単にご説明します！
皆さん美容室行った時、やたらと美容室商品を勧められませんか？
美容師さんは販売のプロではないので、
もしかしたら押し売りされたような経験のある
お客様もいらっしゃるかもしれませんね。
今日は市販シャンプーと美容室シャンプーの違いを正しく理解していただいて、
それぞれにあったシャンプーを選んでいただけるキッカケにして頂けたら幸いです。
市販のシャンプーとサロンシャンプーの違いを知ろう！
市販シャンプーはお手頃価格で手に取りやすいですよね。それに比べてサロンシャンプーは高いので市販シャンプーを使う方が多いのは納得です。
でも市販シャンプーがなぜあんなに安いのか？皆さん考えたことはありますか？
まず市販シャンプーが圧倒的に安い理由は、
たくさん作ってコストを下げられるからです。
市販シャンプーは、いかに安く大量に作るか。を追求しています。
逆に、美容室シャンプーは髪のお悩みに成果を出さなければいけないので、
いかに良いものを作るか？が求められます。悩みにあわせた専門性が高いシャンプー。
それが美容室専売シャンプーです。
市販シャンプーは基本的にどれも安いですよね。
大体５００円〜１０００円前後のものが多いかと思います。
じゃあその中でどこで差別化を図るのか？というと、質感です。
市販シャンプーが一番追求しているのが質感です。安い値段の中でもいかに手触りが良いか？を追求しています。
これはメイクで例えると
ファンデーションの感覚に近いですね。
逆にサロンシャンプーは質感というよりは、
いかに内容成分が良いものを作るか競争しています。
例えば、ケラチンです。ケラチンと一口にいっても安いものから高いものまでピンキリです。
いかに本物の髪に近いタンパク質に合わせた高級ケラチンを作るか。がサロンシャンプーの
テーマでもあります。
市販シャンプーとサロンシャンプーの原価比率
市販シャンプーは原価が１０%以下です。例えば５００円のシャンプーなら原価は５０円になります。
逆にサロンシャンプーは原価が３０〜４０%になります。
化粧品の中では原価３０%以上は異例と言われるくらいなので、サロンシャンプーはかなり
原価がかかっています。
え？じゃあ市販シャンプーが原価１０%なら、他のお金はどこにいくの？と思った方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
大半は宣伝広告費になります。比率でいうと、
宣伝広告費６０%、ボトル代２０%くらいの
比率が市販シャンプーの相場です。
市販のシャンプーは広告費、見た目、香り。に全ての予算をかけます。
逆にサロンシャンプーは
どこまで良い成分を入れるか。にこだわるのでどうしても高くなってしまうんですね。
なので市販でおすすめのシャンプーありますか？ってすごく聞かれるんですが、
市販でおすすめできるシャンプーってすごく難しいんです。
簡単にいえば、市販シャンプーで選ぶなら
洗い上がりが好きな質感か、好きな香りか。の2択くらいで選ぶしかありません。
市販シャンプーとサロンシャンプーは
アプローチが全然違います。
戦っているフィールドが違うので、本当は比べられないんですね。
ざっくりまとめると市販シャンプーは
質感と香り。
サロンシャンプーは
頭皮に優しいか、髪を補修するのか。
の違いになります。全然お互いの商品が追求しているフィールド違いますよね笑。
なので本来は比べようがないんですね。
シャンプーで一番大切なのは界面活性剤の配合バランスです。
お客様に気をつけていただきたいのが、
１５００円〜２０００円くらいの中価格帯シャンプーです。
正直なところこのあたりの商品に迂闊に手を出すならば、担当美容師さんに相談していただいて、サロンシャンプーを買っていただく方がいいかと思います。
中価格帯シャンプーの売り文句で良くないところは、界面活性剤の配合バランスが
安いシャンプーと変わらないのに、
オーガニック〇〇とか、〇〇さんも愛用！とか、〇〇でバズりました！
みたいなキャッチコピーを添えて高く売られているからですね。
原価内容は３０円なのに、売り文句を変えて
１５００円で売ってるわけですから良くないですね。
〇〇フリーに騙されちゃダメ！
高級シャンプーなら元々入ってなくて当たり前のものなのに、〇〇フリーみたいな
表記をして高く販売しているケースも見かけます。
これも良くないですね。
石油系界面活性剤不使用。とか、アルコールフリー。とかパラベンフリー。とかですね。
たくさんの〇〇フリーはその商品を売るために本来入れるはずがない成分を〇〇フリーと書いている可能性が高く、いい商品ではないケースが多いです。
なので、中価格帯シャンプーに迂闊に手を出すのはやめましょう！
市販の中でもおすすめできるシャンプーとは？
ここまで市販シャンプーとサロンシャンプーの違いをご説明させていただきました！
とはいえ、良いのはわかるけどサロンシャンプーは高くて買えないよ！という方もいらっしゃると思います。
なので市販の中で選ぶならこれがいいと思うシャンプーを美容師目線で紹介しておきます！
市販シャンプーベスト３
第３位 エイト ザタロソシャンプー
頭皮と髪の保水効果に優れています。
保水結合の効果に特化していて、内容成分のバランスも良いオススメシャンプーです！
第２位 無印良品 エイジングケアシャンプー
低刺激で洗えるのに汚れもしっかり落としてくれる配合バランスの良いシャンプーです！内容成分も良いです。
特に保湿力が高い成分が多いのが特徴ですね。
髪の毛が乾燥しやすい方、髪が細い方なんかに合うかなと思います！
第１位 ボタニスト ダメージケアシャンプー
補修成分と保湿成分の配合バランスがとても良いです。
比較的どんな髪質の方にも合いやすいです。
洗浄成分もマイルドで、汚れもしっかり落とせます。
サロンシャンプーに近い仕上がりで、市販シャンプーの中ではクオリティが高い内容成分のシャンプーです。
市販でもし選ぶならボタニストダメージケアシャンプーがオススメです！
サロンシャンプーベスト３
第３位 SEESAWシャンプー
シーソーのシャンプーは艶が出る内容成分、洗い上がりの良さはもちろんのこと、
市販シャンプーに負けない香りの良さ、ボトルデザインの良さが特徴です。
お風呂場に置いておきたくなるデザイン、使っていて気分が良くなるお洒落なシャンプーとしてもシーソーはオススメです！
第２位 LIKEシャンプー
ライクのシャンプーは補修成分に特化しており、アミノ酸系シャンプーの最上位モデルといった感じです。
原価にお金をかけたサロンシャンプーならではの配合成分で、毛髪の補修がしっかりできますよ。
第１位 エクランスシャンプー
市販で紹介した無印エイジングケアシャンプーの最上位モデルのようなサロンシャンプーです。
内容成分の多くがヘマチンで作られており、
毛髪のケアや頭皮のケアに優れています。
洗い上がりがマイルドで髪が柔らかくなりますよ。髪のエステに近い感覚のおすすめできる
サロンシャンプーです！
まとめ
一番のおすすめはやはりサロンシャンプーです。
しかし、予算的に難しいよ！良いう方は、今回紹介したサロンシャンプーに近い内容成分の
市販シャンプーを参考にしてみてください！
最終的にはそれぞれの髪質に合うシャンプーがベストになりますので担当の美容師さんと
ご相談して色々と決めてみてください！
saiにお越しいただける方は直接のご相談も
お気軽にお待ちしております！
それではまた！
